日本の貿易収支の問題点

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引用

財務省が20日発表した2022年度上期(4~9月)の貿易統計速報によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は11兆74億円の赤字だった。資源高と円安が響き、赤字額は比較可能な1979年度以降の半期で最大になった。

これまで最大だった2013年度下期の8兆7600億円の赤字を超えた。

引用終わり

今朝の日本経済新聞サイトはこの話題がトップにあった。ヤフーのニュースでも一時、トップにあった。しかし、これの何が問題なのだろう?日本人の不安を煽ればそれで良いのだろうか?

まず日本の経常収支は黒字だ。大きな国の数値が黒字なのに下の数値が赤字だから騒ぐ理由がわからない。

自分はここで英国や米国と言った経常収支が赤字の国を思い出す。英国は北海油田がある。米国も豊富な油田を持つ。しかし彼らは経常収支赤字だ。ずっとそうだ。さらに「越境3.0」というネット番組で米国とサウジ・アラビアが断交する可能性に触れていた。これではオイルダラーの意味が無くなるのでは?

自分は米国ドルはどこかで大きく崩れると予測する。日本の経常収支は維持可能な黒字だが英米の赤字は維持不可能だからだ。どこかで大きく売られると予測する。

外国はさておき日本の問題は現状、貿易収支を悪化させている要因が原油高と通貨安であり、原油高は東シナ海海底油田を開発するとかオーラン・チキトリウムという藻を育てるとかメタン・ハイドレートを掘るとか対策がある。あるのに日本政府はやらない。さらに通貨安もアベノミクスで日本国債と株ETFを日銀が保有するようになり日銀の資産が痛んだ結果はじまった通貨安であり日銀が国債とETFを売却すれば元に戻り1ドル70円台になると思われる。株価の下落が心配なら日銀に日経平均プットを売らせれば良い。こちらでも株価は維持できるしプットは2ヶ月もすれば解消する。

日本経済新聞はもっと生産的な議論をするべきだと思う。

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