日米開戦その3

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さてNSAの長官であるポール・ナカソネ氏とはどういう人か見ていこう。

アメリカ国家安全保障局がNSAである。この日系の軍人はまさに軍人という点が面白い。すでに述べたようにNSAは米軍とともに国防総省の管轄にある。そしてトップを務めてるのも陸軍の軍人だ。

米軍とNSAが世界中にエシュロンという諜報網を張り巡らしてることは既に述べたが、ここでエシュロンとは具体的に何をしてるのかを確認したい。まずウイキペディアから引用する。

引用

2001年7月、欧州議会の「エシュロン通信傍受システムに関する特別委員会」は「世界的な私的、または商業通信の傍受システムの存在(エシュロン傍受システム)」という最終報告書を発表した。

この報告書では、「UKUSAによる全世界的な傍受システムが存在することは疑いない」と断定し、また「重要な点は、軍事通信だけでなく私的、あるいは商業通信の傍受を目的としていることである」としている。

ただし、傍受システムの限界として、どれだけ大規模なリソースと能力を用いてもすべての通信の徹底的で詳細なモニタリングは、実際にはその膨大な通信量から不可能であるとも指摘している

この諜報システムは本当に日本の情報を盗んでいる。欧州議会が指摘した通りだ。紀藤弁護士のサイトから引用すると日本の野党も十分このシステムの危険性を知っていたと思える。

引用 紀藤正樹弁護士サイト

そんな中、2000年7月、このエシュロン問題を、ヨーロッパで最初に取り上げたジャーナリストの1人、英国のテレビプロデューサーであるダンカン・キャンベル氏が来日した。
 

そこで7月18日午前、参議院会館に、ダンカン氏を招き、国会議員らの勉強会が開かれた。
呼びかけ人は、福島瑞穂(社民党)、中村敦夫(国民会議=さきがけ)、枝野幸男(民主党)、橋本敦(共産党)氏の4氏。野党議員ばかりだというのが、我が国の反応の鈍さを象徴している。機会あって、僕もその勉強会に参加することができた。

ダンカン氏によると、エシュロンは、遠距離通信のために使用されるマイクロ波すべてを、世界各国にある120の地上基地と通信衛星で捕捉する。日本の三沢基地も、公式に認められたエシュロンの地上基地である。マイクロ波を使用しない国際通信、すなわち海底ケーブルを通した通信も、エシュロンは見逃さない。盗聴専用の軍事潜水艦も存在し、直接海底ケーブルに接続して盗聴する。ここまで来ると、まるでSF映画の世界のようだが、お金さえかければ、技術的に可能だ。

自分が気になるのは枝野幸男立憲民主党党首が含まれてる部分だ。枝野氏は当然ながらエシュロンの違法性も危険性も熟知していたが現在は日米同盟のために目をつむることにしたようだ。これは大変に危険だと思う。

その4に続く

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