広島のあまりに古いスタイル

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私はアメリカに行った。行ったのはロスアンジェルスとサンフランシスコだ。一部、ハワイにも行った。ブラジルにも行った。サンパウロとリオデジャネイロだ。アフリカにも行った。コンゴの首都キンシャサとケニヤの首都ナイロビだ。この時のストップオーバーでフィリッピンとアラブ首長国連邦にも行った。欧州にも行った。パリだけだが2週間、滞在した。

自分は世界の主要地域に行ったと思う。国内も色々、行った。この旅行好きの私が現在、大きな疑問を抱いている。それは「何故、広島に地下鉄がないのか」である。広島市に地下鉄があれば利便性が増す。結果として広島が西日本を代表する大都市になれる。現状、なっていない。

引用

しかし、路面電車に愛着ある市民及び市民団体から強い反対運動が起こり、白紙となった。ただ、路面電車が完全に無くなるわけではなく、江波線宇品線皆実線などは残る予定であった。また、『原爆焦土を走ったチンチン電車は市民の希望だから、地下鉄は建設させない』とされているが、原爆後に最初に開通して焦土を走った鉄道は国鉄山陽本線である[注 1]

1992年、広島市「公共交通施設長期計画策定委員会」が新計画として、路面には広電本線を残しつつ、広電宮島線が乗り入れる地下線(西広島駅から平和大通りの地下を東進、中央通り等の地下を北進して女学院前交差点から城南通りの地下を東進、広島駅南口の地下を経由して新球場建設候補地であった貨物ヤード跡地(現MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)まで至るルート等)を提案(事業費のほとんどは広島市の負担)するも、広電側から拒否され白紙。以後、広島市に地下鉄を建設しようという機運は盛り上がらなかった。

現在は、軌道内への自動車の乗り入れを禁止して道路を路面電車優先にしたり、広電と沿線の広島市、廿日市市が主体となって路面電車の運行を円滑にする取り組みの一つ『マイカー乗るまぁデー』を推進したりするなど、警察や市も路面電車を優先する取り組みにつとめている。ただ、マイカーを主力としているマツダの工場や、マツダの関連企業も多く集まる広島市でマイカーを排除する取り組みには疑問も出ており、『道路は自動車や歩行者、電車は地下を走るというのが都市のスタイル』といった声も多い。

なお、一部で流布されている『広島市は三角州だから地下鉄が建設できない』は誤りであり、大阪市や名古屋市、福岡市など三角州の街に建設した例は多数ある。

引用終わり

そうなのだ、これまで私は広島の都市は川の三角州であり地盤が問題だからできないと思っていた。しかし、大阪市もまた主要部は淀川の三角州だ。例えば中之島だ。ここは完璧に淀川の三角州だった。だが中之島にはたくさん地下鉄が通っている。おかしいと思う。大阪でできたことが何故、広島でできないのか?そこに実は原爆投下という過去の惨状が絡んでるのではないかと思う。

まず日本は原爆を一方的にアメリカにより投下されたのか?そうではない。日本には独自の原爆開発計画があった。主要なものは東京帝国大学の仁科教授が指導するものと京都帝国大学の湯川教授が指導するものがあった。これは事実だ。またアメリカにおいては日本が朝鮮沖合で核爆発実験を行ったという報道がなされている。また日本の優れた核開発技術者をソ連が本国にさらって行った、この日本人科学者がソ連の原爆を生み出したという報道もある。

他方で広島市の原爆への姿勢はあまりに古臭い。広島市は「日本は戦後、核開発国となるべきだったがアメリカの妨害により成らなかった」と主張するべきだ。何故、アメリカが日本の核開発を否定し歴史を捏造したかはこれから明らかになると思う。

私は広島に「圧力」をかけて地下鉄開発をさせないようにしてるのはアメリカではないかと思う。目的は「広島の問題にこれ以上、世界が関心を持って欲しくない」からだと思う。恐らく地盤が問題という風潮を作ってるのも「アメリカ」だと思う。

もう戦後70数年が経った。広島市とその市民は原爆とその背後にいたアメリカの考えについてより現代的なものにするべきだと思う。そうすることで広島市が西日本を代表する巨大都市になることができると思う。

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