すごい技術が公開された。こちらだ。
こちらの技術は海水から淡水を取り出す技術として注目されているが私が注目するのはむしろ残された「塩」のほうで、その塩の塊ってひょっとすると金やウランその他の希少鉱物の宝庫なのではないのかという部分だ。
海水にウランや金が含まれているのは皆さんもご存知だろう。これらは利用できなかった。熱で海水を蒸発させ塩を取り出すのはあまりに効率が悪いからだ。ところが上の新技術ではいとも簡単に海水を水と塩に分離できるらしい。この機器の製造は難しいようだが自分は真水を作ることに注目してるわけではない。自分は上記方法で簡単に海水から塩を作り出し塩に含まれている金やウランを取り出す方に注目してるのだ。
宇宙で水はありふれた物質だ。例えば地球上に存在する隕石にはみんな１％の水が含まれている。地球ができた時に地球を構成する物質もやはり１％の水を含んでいた。それが地表に流れ出て雨となり固まったのが海だ。海は元々は淡水だった。ところが川ができて川水が海に流れ込み海は塩辛くなった。また川水は多くの希少物質を海に流し込んだ。例えば金である。これはわかっていたがこれまで利用できなかった。ところがブレークスルーがおきて利用できるかも知れないのだ。
金は金属として利用できるしウランは燃料として使用できる。その他の膨大な塩に含まれている資源を考えると良い。これは大変な技術革新だ。
狙って得た技術では無いようだが、このように数打てば当たる的な成功もある。日本の未来、世界の未来は明るい。アフリカとか金属の希少性に依存してる地域にはつらいかも知れない。大事に育てたい技術だ。
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