官僚が政治家を動かすことで日本の民主主義が死ぬ

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例えばTPPという現象があった。この自由貿易協定を推進したのは経済産業省の宗像直子だと言われている。この宗像氏が積極的に政治家に働きかけたと報道されている。それは越権行為ではないのか?

https://minkabu.jp/blog/show/390686

引用

”マイクを握り、身ぶり手ぶりで説明する女性官僚。彼女こそ、いま、TPPの黒幕と呼ばれる宗像直子・経済産業省通商機構部長(グローバル経済室室長)である。


 なぜ、彼女が黒幕と呼ばれるのか。


日米で言った言わないでモメている野田首相発言、「日本は全ての物品サービスを(TPPの)貿易自由化交渉のテーブルに乗せる」というセリフ。これは経済産業省が事前に用意したペーパーに書かれていて、これを作成したのが宗像なのである。


 引用終わり

自民党は選挙でTPPに反対した。ところが安倍政権は選挙が終了したら、すぐにこの条約を推進した。結局、国民の同意が一度もないまま現在に至っている。

自分は官僚が政治家を動かすのに反対である。官僚が政治をやりたいなら自分が選挙に出て当選すれば良い。そういうルートがあるのに国民の僕べである公務員が何故、政治に干渉するのかわからない。最大のリスクは外国による日本政治への干渉がおきる。例えばTPPを推進したいのがトランプ大統領が言った「ディープ・ステート」だったらどうするのだ?彼らは日本がTPPを推進したように見せたいかも知れない。そこで日本の官僚を先に落とすあるいは手懐ける。そして官僚が政治家を動かしTPPを推進する。その過程に国民の意思が入り込む場所がない。これはおかしい。こういうやり方で自由貿易協定を日本に押し付けるのがおかしい。

自分は官僚もまた選挙で審判を受けるべきと思う。昨日終わった衆議院選挙では投票以外にも最高裁判事の合否があった。同じように省庁の最高ポストである事務次官の審査も行われるべきだ。もし行われたら国民は宗像直子あるいは彼女の上司を落とすことができる。あるいは財務省の矢野事務次官を左遷させることができる。

日本の政治は選挙で選ばれた政治家が行うと決められている。そもそも官僚が政治に口を出すのがおかしい。だが彼らが政治に干渉しても国民の一定数がバツをつけることで不快感を示し左遷することができるべきだ。私は次の選挙から事務次官の審査も選挙で行うことを提案する。

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