FOMCが終わり0.25%の利下げが終了した。投資家の間では、この利下げから次の不況が始まるのではないかと言われていた。
日本はどうするのかというと何と消費税増税である。増税というのは民間からお金を吸い上げる緊縮行為であり、今やることではない。今やるべきなのは消費税の廃止と法人税の累進性の向上である。企業の内部留保は400兆円にも登る。これは日本のGDPの2/3に相当する。企業は使い道のないお金を抱えている。
さらに安倍政権の姿勢だと秋の臨時国会を開かないようだ。今、やるべきなのは臨時国会を開催して補正予算を組むことだ。これから悪化する景気に先手をうつ景気対策を打ち出すのだ。
これで日本がひどい不況に陥っても自業自得だ。なにしろ選挙があったばかりで「民意をえた」安倍政権のゆくえを変えることができないからだ。
かくして明らかに経済学的に間違った増税が最悪のタイミングで実施され民間からお金を吸い上げ日本の歴史に残る不況がはじまる、かも知れない。
ここで日本の選挙は「形骸化」しており国民の意思、つまり増税なんかしたくないというものが現れなくなっているようだ。
難しい秋がもうすぐそこまで来ているのに・・・・・・
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