日本円の防衛

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引用

及川さんが米国債の危機を報告している。アメリカの金利はかつて非常に高かった。バブル期に買った米国債30年ものは年利10%を超えていた。ところが現在、日本が保有している米国債は最近のもので利率は低い。何故、低いか?サブプラ危機があったからだ。

このサブプラ危機の際に日本円は大きく買われた。1ドル70円台まで買われた。東南アジア諸国が日本国債を外貨準備として買い、保有した。本来ならもっと大きく上がるはずだったが安倍晋三氏がアベノミクスを開始した。これにより日銀が日本国債と株ETFを購入した。結果として日銀の資産は大きく劣化しドル高トレンドが始まった。だが株ETFは国債のような期限がない。現在でも大きすぎる日銀による株価買い支えは限度がある。ポスト岸田でアベノミクスはやめるはずだ。

日本は通貨取引でオプションを導入してない。IB証券とか外資を使わない限り日本国民は通貨オプションが使えない。それでは通貨のトレンドを日本に取り戻すことができない。せっかく70円台までになった円高を無駄にしてしまった。

だが竹本式運営と言う私が提唱している資産運用方針を使えば当然ながら為替のトレンドから利益を上げることができる。ここでは通貨オプションが日本で解禁されるかどうかが重要だ。

自分は「国会で日本に取り円が高いのかあるいは安いのかどちらが望ましいか表明するべき」と主張してきた。残念だが国会はやりそうにない。だが通貨オプションは現実にある。IB証券に口座を開けば誰でも使える。

自分は日本人が円のトレンドを決める世界を強く求む。

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