何が広告か?

この記事は約3分で読めます。

統一教会はメディアに広告を出していた。産経新聞への出稿は記憶にある。他方で朝日や毎日は広告出稿を受けていない。と言うことは統一教会の影響下に入ることを警戒している。それはメディアとしてまともな態度だと思う。

この広告に関しては記事はお金をつけないものと言う考えがあった。この考えを破ったのがワセダ・クロニクルのスクープだった。

引用

特定非営利活動法人ワセダクロニクル(Waseda Chronicle)は、早稲田大学ジャーナリズム研究所のプロジェクトとして2017年2月1日に発足したジャーナリズムNGO特定非営利活動法人世界探査ジャーナリズムネットワークのオフィシャルメンバー[1]。2018年に貧困ジャーナリズム大賞を受賞[2]。10人程度のフリージャーナリストやエンジニアなどのスタッフおよび20人程度のジャーナリスト志望の学生が活動をしている[3][4]

2018年2月に特定非営利活動法人として早稲田大学から独立、2021年3月にTansaに名称変更[5][6]

編集長は元朝日新聞社記者の渡辺周[7][8][9][10]。法律顧問は弁護士の喜田村洋一。

引用終わり

彼らが電通が記事にお金を払ったことを証明した。これは大きかった。記事は広告と違いお金がつかないものと言う常識を破った。ワセダ・クロニクロルは他にも障害者などが国から受けた不妊手術の問題を取り上げた。これは大変に大きな問題なのだが一般にはあまり知られていない。

広告だから魅力がないかと言えばそういうことはない。住宅関連とか求人情報とか旅行関連は広告に魅力があり広告がメインのコンテンツだ。ここにはメディア特に朝日新聞などの意地がある。なお自分はそういう意地が悪いとは思っていない。

他方で今、伸びてるネット広告を見ると広告効果が高い。それはそのはずでTwitterなどで収集された個人情報がクッキーと言う形でグーグルに渡されている。グーグルはその個人情報を使いネット上で広告を配信している。それは効果があって当然だ。だが違法だ。日本政府は国産の検索エンジンを提供すべきだと思う。

もう1つの大きな問題は日本の公共放送であるNHKが常時、配信するCMである。NHKは放送法により受信料を国民から徴収できるがその反対側でCMの受け入れが禁止されてたはずだ。それは甘い考えだ。NHKの番組はCMだらけだ。それは番宣などの自社CMだ。NHKの番宣は違法CMだ。自分は朝日新聞社の広告営業だった時に系列局の名古屋TVに行き編成のひとと話した。番宣は名古屋TVでは自社CMとして扱われていた。これは朝日新聞でも同じで当時は朝日新聞社出版局の発行する週刊朝日は朝日広告社の扱う外部広告として扱われていた。新聞ではそうだったしTVでもそうだ。

大きな詐欺は国民を欺くことができるがしかし長くはできない。このリンカーンの言葉を日本国民に送りたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました