知性が民主主義の邪魔をする

日本は民主主義国家だ。国際的にもそう認識されている。どういうことかと言うと日本の政治が民主的な投票で決められるということだ。他方で自分の主張に対しもの凄い圧力がかかる。しかし自分は常識の範囲で「日本が国家破産するとかありえないし日本の財政が危機だとして何時そのような大規模財政を組んだのだ？」と主張している。自分は国家破産論者の日本は終わりですと言う意見も認めている。それも言論の自由だ。だがメディアは頑として日本の財政規律を捨てない。自分はメディアはおろかネットでも無名のままであり自分が自分の主張を広めたいから主張をなしてるのではないのはわかると思う。

ここで自分は日本における頭の良い人の陥る蹉跌があり、その蹉跌ゆえに攻撃されてると考える。ちょっと難しいので以下に説明する。頭の良い人は子供の頃から神童と言われる人が多い。彼らは「自分達は頭が良く自分達が日本を統治して当然だ」と考える。つまり日本人への支配欲が生まれる。彼らの多くは官僚になる。具体的には東大を卒業し官僚になる。彼らの支配欲はある程度、満たされるのだが日本の政治が民主主義であることは動かせない。ここで彼らは予算を動かし国民に圧力をかけるかも知れない。あるいは仲間であるメディアに対して「竹本が言ってるような反国家破産論は気に入らない」と言うかも知れない。

日本の民主主義では知性は特に必要としない。そこでは多くの人が常識を持って投票することが日本の政治をベストな方向に導く。民主主義と言うのは、そういう信念であり正しいか間違ってるかは不明だ。

リンカーンが「多くの人をずっと騙し続けることはできない」と言ったとされる。これも民主主義への賛同だ。

東大卒の暗記に強いタイプの秀才が官僚になり、そこで自分達がやってる日本の財政危機路線が批判された時、彼らは自分達の間違いを認めない。認めず予算を減らし圧力をかけ法律を変えて既得権益とし仲間であるメディアに報道させないことを強制する。あるいは官僚を辞めて政治家になる。彼らの行動に欠けてるのは日本の民主主義だ。日本の政治は民主主義であり、これは常識なのだ。

これが理由で自分が受けてるような「言論弾圧」がおきる。自分は彼らの日本の国家破産という主張は言論の自由として受け入れている。だが彼らが竹本の言う「日本の国家破産は常識でありえません」と言う主張はメディア総動員で圧殺にかかる。

これが本邦のお寒い現状だ。