政治資金の何が問題なのか?

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この元朝日新聞記者である鮫島氏の主張は熱い。しかし何か的外れな気もする。まず自民党の裏金の何が問題なのかを見よう。最大の問題はそうしたお金により自民党が不当に選挙を操作してきたのではないかと言う部分だ。例えば河井夫妻による広島選挙工作があった。現金がばら撒かれたが、そのお金がどこから出たのか決して明らかにされなかった。自分は自民党の裏金が使われたと思う。あるいは岸田文雄総理の広島での選挙での違法なネット広告攻勢があった。この時、自民党は元官僚を候補に立てた。この候補と岸田文雄氏が並んだ写真を含む広告がネットでばら撒かれた。この凄まじい攻勢では朝日新聞もヤフーも舞台だった。いや待てよ、今回の主役の一人である鮫島氏の個人ブログにも広告は載った。

自分はこの時、鮫島氏にメールし「電通とか広告代理店に広告配給を任せてるから、こういう広告が配属される」と言った。

そもそも自民党はお金に余裕がなかった。麻生太郎氏が総理の時、100億円の借金を抱え退陣し野党と化した。つまり10数年前、自民党はわずか100億円の借金すら返済できなかった。この借金はアベノミクスが始まり日本円がドルに対し安くなり日銀が株ETFを買うようになると証券会社を中心に寄付が集まり2017年に完済された。この時、日本円は1ドル70円台だった。現在は150円が近い。これだけアベノミクスにより日本の通貨は安くなった。結果として原油、ガソリン、牛肉、オレンジ、アボカドなど輸入品が全て値上がりした。こうした負担増はすべて国民の財産の切り崩しにより賄われている。つまり日本国憲法が定める財産権の侵害が起きている。他方で自民党の100億円の借金は私党の借金だ。この借金が全て国民負担となるのがアベノミクスだ。

自民党の裏金には大きな視点が2つ抜けている。1つは東京地検特捜部の解体と選挙に特化した新しい組織の新設だ。もう1つはアベノミクスにより自民党の借金が国民の借金となったが、これは憲法いはんではないのかと言う部分だ。何故、自民党は裏金を作るようになったのか?その裏には自民党の窮乏化があると思うからだ。

鮫島タイムズにはどちらの視点も抜けている。

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