西村ひろゆき氏が以下のような投稿をした。自分はヤフーでニュースとして読んだ。
この主張には大きな間違いがある。それは日本が外国からの投資がないと生きられないという認識だ。日本は巨大な外貨準備を持つが、それを使ってるだろうか?使ってないと思う。そもそも日本は外国からの資本受け入れをしなくてもやっていける。日本が例えば株式市場などで外国資本を受け入れてるが、それらは無くてもかまわない。全部、国内勢で保有してもかまわないのだが諸外国からの圧力があり日本は嫌々、市場を開放したのだ。つまり日本は外国からの資本が無くてもやっていけるのだ。大きな間違いが西村氏の発言にはある。
日本が外貨を稼ぐのに能力を持つのは確かだが、それはただの能力であり別に日本が外貨を必要としてるわけではない。恐らく、この分野での誤解が西村氏の間違った主張につながったと思う。
日本の原油輸入は輸入総額の15%程度らしい。日本の輸入総額は以下に引用する。
約68兆円の15%だから10兆円だ。現在、核融合発電が注目されている。これが実現すれば10兆円、外国に払わなくてよい。それはつまり日本の経常収支が大きな黒字になることが予想される。九州西岸の海底油田でも良い。幾つか日本にある選択肢をまともに選択すれば莫大な経常収支黒字が可能なのだ。
ところで西村氏の主張は財務省や日銀の主張する日本の財政危機論に近いものを感じる。この人には期待するところもあったのだが残念だ。
日本の経済危機なんて、この程度の幼稚なものなんですよ。
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