年金を増額せよその1

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この主張は日本の政策的な間違いを見ていくことになるので長くなる。その3まで続く予定だ。今日はその1をお送りする。

Twitterで主張したように日本の年金を増額するべきだと思う。自分は今年、65歳になり年金を貰えるようになった。月9万円程度である。自分は金融資産があるので別に年金を必要としてないが、しかしこれまで払った掛け金を思えば当然、受け取る。自分の世代がちょうどこれまで払った掛け金と同じ額を年金支給として受け取る。しかし、おかしいと思いませんか?自分が新聞社で働いていた頃は月数万払った。年間100万円として10年働いたから1000万円だ。このお金は運用されてないのだろうか?何故そう思うかと言うと1000万円のお金は1980年代、普通に銀行預金にして数%の利子がついた。その利子はどこに行ったのだ?GPIFの運営が杜撰であり利子がつかない設定になってるのだろうか?

日本経済新聞から引用する。まず画像そして文章だ。

引用

2000億円規模の年金資産の大半が消失していたAIJ投資顧問の問題を受け、金融庁は企業年金が運用手法や時価情報が不透明な資産に投資している場合、資産を管理する信託銀行が警告する仕組みを導入する方針だ。ずさんな運用の再発を防ぐため基金に改善を促すお目付け役の役割を信託銀に求める。引用終わり

上の引用にあるように年金から2000億円が消えた。しかし、国債を発行して年金を補えば良いじゃないかと思う。現在の長期金利はほぼゼロ%である。ということは莫大な日本国債を政府が発行してくれるのを民間銀行は待ってることになる。理由は不明ながら、これは行われず年金は縮小に次ぐ縮小を重ねた。

自分は年金なくても良いが他方で生きるのに絶対、必要な日本国民も多数いる。現時点で年金を運営しているGPIFは数兆円の黒字を出してると言う。ソースを出す。

引用 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は6日、2021年4―6月期の運用実績が4兆9819億円の黒字だったと発表した。四半期の運用収益率がプラスとなるのは5四半期連続。6月末の運用資産額は191兆6189億円だった。引用終わり

このGPIFの黒字がアベノミクスで開始した年金資産の株運用で生まれたことは知ってる。しかしGPIFの運営はプロだ。運営のプロがやってる資金が5兆円ちかい黒字を出したのだから当然ながら資金の提供者である国民にお金を返すべきだ。この5兆円の返還を現在、掛け金を払ってる世代の負担を減らしても良いし年金を増額しても良い。両方可能だ。莫大な利益が出てるのだ。何故、菅政権が年金増額を旗印にして次の選挙を戦わないのか理解できない。圧倒的な議席を獲得できるだろう。だが現時点ではそうした意見はない。この5兆円もの莫大な利益をどうするつもりなのだろう?

再度、繰り返すが、この運用資産というのは国民から税金のように巻き上げたお金だ。国民のお金だ。決して政府のものでも財務省のものでもない。当然ながら資産運用で生まれた利益は国民に還元するべきだ。 その2に続く。

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