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国家破産と出版の自由

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先日、毎日新聞を読んでいたら第二海援隊の広告が出ていた。2総、第二総合面である。中身を見るとどうもオプション取引のことらしく、オプションを使って資産を10年で何倍かにする方法が書かれている。書かれているようだ。

 

この第二海援隊あるいは浅井隆ほど日本の出版の自由を悪用したものはいないだろう。まず彼らは「日本の国家破産」を煽った。それ自体は自由だが、彼らの広告には相談会がついていることが多かった。この相談会が「この英国の社債は日本国債より信用できます」という売り込みの場だった。

 

これはおかしいと思う。これでは書籍広告はまるでお金の運用に困ってるひとに向けた相談会の告知だ。告知なら告知の方法があり、普通の証券会社がやったら「お金」を取られる。それを書籍広告に見せて「さあ、さあ、日本が危ない!いつ国債が火を噴くかわからない」と喧伝し、しかもちゃんと紙面に相談会を入れていた。詐欺だと思う。

 

広告はいくつかの憲法上の自由で守られている。言論の自由、表現の自由、そして書籍であれば出版の自由である。特に書籍は何重にも守られており「おかしい」広告も多い。そうしたおかしな広告には例えば毎日新聞限定で載った「馬鹿、ケチ、なまけものは酢を飲まない」というものもあった。

 

この出版の自由を悪用したものを挙げろと言われれば私は文句なく言うだろう・・

 

浅井隆・第二海援隊!

 

この文章は書籍化されます。

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