パソコン音楽クラブへの愛

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さて音楽シーンでは有名なパソコン音楽クラブというユニットがある。彼らをフォローしていた時ある曲に関して「この曲はギターが入るべきだ。それも足踏みのワウが必要だ」と書いたところ返事が来て「この曲のジャンルがあり、そのジャンルではギターを入れない」と言う説明があった。ちなみにお二人のうち、どちらかは上手なギタリストだ。

この頃まともに返事が無い状態だったので彼らがきちんと返事をくれたことには感謝している。

さてパソコン音楽クラブと言えば「インナー・ブルー」だ。この曲は名曲だ。ところが最近のアルバムでの楽曲は一番目のアルバムほどの魅力がない。何故か?これはブレークビーツだと思う。

二人はローランドのサウンドキャンバスと言う音源を使用している。自分も買い持っていた。この音源にはブレークビーツが入っている。「インナー・ブルー」もそうだが1番目のアルバムではサウンドキャンバス内蔵のビートを使い、それが楽曲の魅力に繋がったと思う。

井上わらび氏のボーカルも良いのだがブレークビーツが良かった。それが楽曲の完成度に繋がった。ところがサウンドキャンバスに入ってるブレークビーツは少なく1番目のアルバムで使い切ってしまったようだ。結果として2と3作目は面白みに欠けていた。

他方で彼らの問題が本当にブレークビートなら市販のサンプリング素材を使えば良い。だが彼らの「昔の音源へのこだわり」とは合わない。結果として最近の彼らのアルバムはつまらない。

と言うのが私の感想である。彼らが自分の感想にきちんと返事してくれたことには感謝しかない。彼らは良いユニットだと思う。ここ最近のアルバムがつまらなかったのは理由がある。その理由とはブレークビーツにあると思われる。如何だろうか?

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