クレディ・スイスの「破綻」

ネットではクレディ・スイス銀行の破綻が噂されている。CDSが急上昇しているからだ。CDSはプロの金融商品であり当然ながら売り手も買い手もプロだ。疑う理由がある。このクレディ・スイス銀行はロスチャイルド系だ。資本の半分はロスチャイルドが提供したようだ。

と言うことはロスチャイルドの経営が行き詰まってる可能性がある。注視したい。

ところで欧州共同体とか通貨ユーロは実は落とし穴があったと思う。ユーロができた事でドイツは輸出を伸ばせた。通貨がマルクからユーロに変わり安くなったからだ。何故、安くなったかと言うと南欧諸国の経済が良くないからだ。スペイン・ポルトガル・フランス・イタリアなどが足を引っ張りユーロを安くした。その見返りと言うのがあり、それがドイツの銀行による南欧諸国のCDS売りだった。１０年前のサブプラ危機の時、ゼロヘッジの記事を読んで知ったがドイツ銀行は莫大な南欧諸国CDSを売っていた。今も売ってるはずだ。つまり南欧諸国のCDSはもっと高くて当然なのだがドイツ銀行がCDSを売りまくるために低くなってるのだ。これがユーロの裏側だと思う。

これから始まる欧州危機でユーロが崩壊するならドイツは政府支出でドイツ銀行を助けなければならない。

宴は終わる時が来た。